2007年10月1日月曜日

ピースボート、洋上でのスタンドアップ



Peace Boat Embarks on Another Journey Against Povertyより引用

昨年、ピースボートのボランティアはその54回目の航行の中で、スタンドアップキャンペーンに参加しました。強い風に負けずに、子どもを含む470人ほどの乗組員は政府が約束を破り続けることに対して、座ったままでいるのを拒否することにしたのです。参加者はその垂れ幕をしっかりと握りしめ、太平洋の水平線にその瞬間を刻み付けた。

今年のスタンドアップに関して、ピースボートはその59回目の船旅にて、雨が降ろうと晴れであろうと、貧困問題解決に向け、世界中の大勢の人とともにその甲板にてSTAND UP、SPEAK OUTを行う行う予定です。

ピースボートは日本を拠点におくNGOで、3ヶ月をかけた世界をめぐる船旅を通し、平和と持続可能な開発を世界中に広めています。船上にて参加者はMDGsやG8、貧困問題解決などのワークショップやレクチャーを受けます。

乗組員は昨年スタンドアップについて聞いたとき、すぐに参加したいとの意思を見せました。3ヶ月で19の国々をわたり、各港にて文化交流活動を行ってきました。

「世界中を旅し、とても多くの人たちと会うことで、いかに我々の命というものがお互いに繋がりをもったものかというのが、はっきりとわかるんです。私たちがみな心をひとつにし、団結して動くことができれば、世界に良い変化を起こすことができます。」ピースボートボランティア、Jennifer Teeterはそう述べる。

乗組員は世界中に広く関わる問題についてのシンポジウムに貢献・参加し、グローバルな問題や地域レベルの問題など世界市民すべてに関わる事柄について探究しました。アフリカの4つの国、中南米の4つの国を旅しました。

「この経験は我々が互いに共同生活的関係にあり、一緒に働きかけることでのみ貧困問題を解決し、環境破壊を止め、人権侵害を予防することができるということを明示してくれました」とTeeterは言う。

54期航行におけるコミュニケーションコーディネーターのRika Watanabeは言う。「STAND UPのために集い、ひとつとして行動するのがいかに簡単かに気づいたんです。このような簡単な行動こそが、私たちが団結し世界を変えるために未来行うであろうアドボカシー活動へと導いてくれる、最初のステップなんです。」