2007年10月5日金曜日

貧困を示す事実と数字

途上国に住む人々の4分の1以上が生計手段を持てない状態に置かれています。

・全世界で5人に1人、つまり12億人もの男性・女性・子どもが現在、極度の貧困状態におかれ、1日1ドル未満で生活することを余儀なくされています。また、世界では約半数の人々が1日2ドルという貧困レベル以下で生活しています。

・約8億2,400万人が飢餓状態にあるか、もしくは不安定な食料供給に依存しています。そのうち5億人は、慢性的な栄養失調に苦しんでいます。

・全世界には、栄養失調に苦しむ子どもが1億7,000万人、学校教育を全く受けることができない子どもが1億人以上、中等教育を受けられない子どもが2 億3,000万人います。そして約2億5,000万人の子どもが、自分が生きていくために、そして家族の最低限の生活を支えるために働いています。

・先進国には、500万人以上のホームレス、3,700万人の失業者が存在します。そして所得貧困ライン以下の生活を強いられている人々は1億人以上にのぼります。

・世界で16億人が飲料用の水を利用できずにいます。

・読み書きができない成人の数は世界で8億4,000万以上にも達しますが、そのうち65%は女性です。

・8億人は保健医療サービスを利用できません。

・世界に49ヵ国ある最貧国のうち33ヵ国が集中しているアフリカでは、2,810万人がHIV/エイズに感染しています。今後10年間に、アフリカでは4,000万人の子どもがエイズで親を失うと見られます。

・先進国には人口350人につき1人の割合で医師がいます。しかし、途上国には人口6,000人当たり1人の医師しかいません。

・全世界の消費支出の86%は先進国に住む20%の人々によって消費されています。これに対し、世界で最も貧しい20%の人々は、全体のわずか1.3%しか消費していません。

(UNDPウェブサイト http://www.undp.or.jp/arborescence/index2.htmlより抜粋)


座ってなんか、いられない。