2007年9月28日金曜日

ガーナからお便り



Young Ghanaians Stand Up And Clean Upより抜粋

STAND UPしてCLEAN UPもするガーナの若者

去年、Michael BoampongがSTAND UPについて初めて聞いたとき、彼はYoungPeopleWeCare(YPWC)の仲間にそのことを伝えたくてしかたなかった。この団体の主構成員であるユースのボランティア達も、同じようにやる気に満ち溢れていた。この団体の主たる目標に完璧にマッチしていたからだ:若者を世界的問題に関わらせること。4つの大学でのイベントは、象徴的意思表示と同時に、近くの汚染された川の清掃活動という実際的行動も行った。

ほとんどのボランティアが大学生で、その期間に試験があったにもかかわらず、自分の時間と小遣いを犠牲にして、仲間とともにこのイベントを成功させた。「この仕事は遣り甲斐があった」とBoampong、YPACの実行委員長は言う。イベントの終了時、2273人―ほとんどがガーナ人の若者―がMDGsのために、貧困撲滅のために立ち上がった。

今年、YPWCはガーナの5000人の若者に狙いを定めている。今回のSTAND UPでは学校での議論や、署名活動、そして宣言書の作成などより実際的な活動も行う予定だ。

この“MDGsへのアドボカシー宣言”は、MDGsの達成がなぜ重要か、そして2015年までに達成されるにはどのように関わっていけるか、という内容で、昨年にも作られた。今年それに加え、友人や親戚、もしくは地元の著名人に署名を頼み、UNとそれら活動員の地元政府に送るという活動を行う。

「“MDGsへのアドボカシー宣言”は今日のユースの声を代表し、ユースが開発のための主力たりうる可能性について語っている。」とBoampongは言う。

「もし世界やユースの未来を無視したくなければ、ここに来るのは素晴らしい選択。MDGsが私にとってのことであり私に影響があるにもかかわらず、ここにくることで聞きもしなかった問題について学ぶことが出来た。」イベントに参加したStella Oppongはそう語った。
「MDGsはガーナにいる私達のような人間にとって、非人間的な貧困を撲滅へと導く最良の手立てだ。みんなでかかわり、もっとアクションを起こそう!」と、Cape Coast大学のOpheliaは立ち上がった。

ガーナにあるUNDPの事務所、National Youth Council、Kumasi Metropolitan Assembly (KMA)のCEOへ宣言書は送られた。KMAは宣言書を受け取る際、「MDGsの素晴らしさはそのシナジーにある:我々はそれらの目標を同時に達成しようとしなければどれも達成し得ないし、老若男女全てが関わる必要がある。我々はこの宣言を十分に考慮する予定だ」と発言している。